ACTIVITIES 活動内容

cha の未来を探求する 富士の麓、霧深い里に育まれた繊細なお茶の文化と価値を、未来につなぎます。
やまぜん鈴木園 cha 未来研究所

茶の極みたる魅力を発掘し、新たな価値の創成に努めます。

茶を取り巻く環境は厳しく、消費は年々減少傾向にあります。食の多様化が進みファーストフードなど手軽な食事が増えるのとともに、急須で茶を飲み、会話を楽しむ光景は珍しくなりました。日々の暮らしはますます忙しくなり、ストレスに悩まされる人も増えています。茶の生み出す成分は、こうした現代人の生活習慣から来るストレスを和らげる効果を持っていると言われます。
cha 未来研究所は、光技術や多様な科学の知見を活用して、健康に幅広い影響を及ぼす茶の研究を進めます。ただ単にのどを潤すだけでない、茶の新たな価値を未来の世代へ引き継ぐために探求を続けます。

富士の麓の茶の魅力を生産者から消費者へ、
現在から未来へと広げます。

この地域は、富士山から流れ来る冷たい空気と、駿河湾の温かい空気が交わるところ。そのため一年中、霧が発生し、茶に降り注ぐ太陽の日差しは、他の産地よりも2 割ほど少なくなります。
その結果、生まれる茶の味は、甘み、旨味が多く、繊細な味わい。
口に含んだ時のふくよかな香りは、豊かさと満足感をもたらしてくれます。cha 未来研究所は、当産地の茶の価値を今よりもっと引き出したいと考えています。100 年以上、4 代にわたって引き継がれてきた茶農家の想いを新たな商品に結実し、時代とともに進化を続けます。そして次世代の育成に努め、地域の活性化にも貢献していきたいと考えています。

既成の概念にとらわれず新しい茶の楽しみ方を探求します。

歴史的に茶は文化とともにありました。茶道は、茶室や茶道具から作法まで幅広い要素を含む総合芸術となる一方、禅宗と結びついて「侘び・寂び」という精神文化の醸成に貢献しました。
cha 未来研究所は、過去の茶文化を踏まえながらも、現代を生きる生産者としての視点を大切にして、新たな茶文化の創造に貢献したいと考えています。現在から未来に向かう消費者の動向に目を配り、新しい茶の楽しみ方を、ソフトとハードの両面から提案をしてまいります。


富士山の南斜面、霧が太陽を遮る特殊な環境で100 年にわたって茶を守り続けてきました。

当園は、明治時代に初代鈴木力太郎によって拓かれました。周囲にまだ茶園は多くなく、初代は富士山の強力や畑で野菜を生産していました。
富士の霧深い地域で産出される茶は、その繊細な味わいと旨味で徐々に評判を勝ち取り、生産量も次第に増えていきました。
2代目の鈴木善一の時代には、他の野菜の生産を減らして3 代目の鈴木基一は、茶の生産を多くしていきました。販路の拡大にあわせて茶園も200a に拡大。現在にいたるまで幅広いお客様に愛されてきました。
現在の当主で4代目となる鈴木園は、社会環境が激変する中で、茶の生産を守り、文化を次代に継承するために、新たにcha 未来研究所を設立しました。
生産者の情熱、富士が育む豊かな自然、そして最新のテクノロジーの3つを融合し、茶の新たな価値創造と茶文化の継承、そして地域貢献を目指しています。
次の100年も当地で茶の価値を発信していけるよう、邁進してまいります。


取り組み

やまぜん製茶 鈴木園は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

茶成分の研究。現代人病のストレスによる睡眠障害に効果が認められています。

エコファーマー認定
静岡県知事
環境に優しい農業

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